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 アイマトリックスは1月,スパム・メールやウイルス,フィッシング・メールなどを防御するセキュリティ・ゲートウエイ装置およびサーバー用ソフトウエア製品群「マトリックススキャン(matriXscan)」シリーズを順次販売する。既に昨年発表済みの製品も含まれるが,今回ラインアップが出そろった。価格は,基本機能を提供するゲートウエイ装置「T-series」が140万円から。

 特徴は,スパムなどを判定する仕組み。(1)IPアドレスによる制限,(2)受信メール数による流量制限,(3)ユーザー設定ポリシーによる制限,(4)ローカルで保持するパターンによる制限のほか,(5)「ディテクション・センター」と呼ぶ外部のサーバーへの問い合わせによる判定を取り入れた。

 (5)の判定に使うのが,同社が提携するイスラエルのコムタッチ・ソフトウエアが開発した「RPDテクノロジ」と呼ぶ再発パターン検出技術。まず,メールのヘッダーやサブジェクト,本文の一部を抽出し,MD5でハッシュ化する。ハッシュ化したデータは512バイト程度で,これをディテクション・センターに送信。センター側データベースと照合し,判定結果をユーザー側に返す。センター側での判定時間は約300m秒かかる。センターでは判定の基となる情報を独自に収集しており,複数のインターネット接続事業者などとも契約。未知のスパム・メール発生時点に近い情報をデータベースに反映することで“リアルタイム”判定ができるとしている。

 1月現在,同センターは米国カリフォルニア州に設置されているが,「日本国内にもディテクション・センターか,同じデータベースを保有するリポジトリ・センターの設置を予定している」(代表取締役社長の小島美津夫氏)。製品価格には,ディテクション・センターの利用料金が1年分含まれる。2年目からの利用料金は50万円/年から。

(大谷 晃司=日経コミュニケーション