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 NECは1月27日,2004年度第3四半期(10~12月)と9カ月(2004年4月~12月)通算連結の決算を発表した(写真)。通信関連事業「ネットワークソリューション事業」の好調ぶりが目立った。前年同期と比べて,第3四半期は5%増の約4349億4600万円。9カ月の通算では6%増の約1兆8900億円。的井保夫取締役常務は「UNIVERGEを中心とした企業向けのブロードバンド事業が順調に伸び,全体の収益に貢献した」と説明する。

 ただし,ネットワークソリューション事業の一つである携帯電話関連事業は芳しくなかった。特に不調が目立つのは国内向け。国内の第3四半期の出荷台数は対前年同期比4割減まで陥落した。原因は「FeliCa端末投入の遅れ」(的井常務)。一方,海外向けは好調だった。

 なお,NECの全体の売り上げはほぼ横ばいだが営業利益は若干下がった。原因は半導体事業の不振。第3四半期の売り上げは前年同期比95.7%の1兆1156億円。9カ月の通算では同99.1%の3兆4187億円。第3四半期の営業利益は同61.5%の206億円,9カ月通算の営業利益は同87.3%の799億円だった。