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 富士通系のベンチャー企業,ネットツーコムは日経BP社主催のITソリューション展「NET&COM 2005」の会場で,PHSと無線IP電話のデュアル端末にもなる製品「WiPCom」を公開した。NTTドコモの第3世代携帯電話「FOMA」と無線IP電話のデュアル端末は既にあるが,PHSとのデュアル端末は国内ではWiPComが初めて。

 WiPComは単体では無線IP電話。背面にあるCFスロットに本多エレクトロン製のPHSカード「AH-H403C」を差し込めばPHSによる音声通話とデータ通信が可能になる。無線LANが使えるエリアにいるときは無線IP電話として,同エリアを外れればPHSとして使える。OSにはWindows CE.NETを採用し、Webブラウザと電子メール・ソフトを標準搭載する。端末上で動く独自アプリケーションをWindows CE.NET上で開発できる。

 ネットツーコムはWiPComを3月末から主に企業向けに販売する計画で、店頭販売の予定はない。価格はオープンだが,「実売は9万円前後」(同社)になる模様だ。

(武部 健一=日経コミュニケーション)