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 NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は3月14日,次世代の基幹網の制御技術として注目されている「GMPLS」(generalized multiprotocol label switching)を利用した実証実験に成功したと発表した。東京・大阪間の光ネットワークを利用し,データと非圧縮のHDTVの映像データを伝送。映像伝送とデータ通信の統合制御にGMPLSを使った。

 GMPLSは,IP-VPNサービスの実現技術「MPLS」をIPネットワークだけでなく,光ネットワークでも使えるように拡張した技術。SONET(光同期転送網)装置のタイム・スロットや光クロスコネクトの光波長を,IPルーティング情報を利用して制御する。IPネットワークと光ネットワークを連携させた管理・制御が可能となる。NTTコムでは「早ければ2005年内にも商用のサービス網に導入」(先端IPアーキテクチャセンタ第2アーキテクチャPTの加藤愼一担当部長)する意向だ。

 実験の様子は,3月18~21日に開催される日本テレビ放送網主催のイベント「デジテク2005」の会場で披露する予定。今回の実証実験はNTTコムとしては初めてのもの。「2005年内に複数回の実証実験を行い,導入準備を進める」(加藤担当部長)考えだ。

(山根 小雪=日経コミュニケーション