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 日本テレコムは4月5日,直収電話サービス「おとくライン」のラインアップに,PRI(1次群インタフェース)で接続するメニュー「おとくライン ISDN1500」を追加すると発表した。NTT東西地域会社が提供する「INSネット1500」に相当するもので,ユーザー宅に光ファイバを引き込むことにより,23回線分の通話が可能になる。提供開始は4月6日から。

 おとくラインでは,従来から「INSネット64」に相当するメニュー「おとくライン ISDN64」を提供していた。しかし,INSネット1500相当のメニューがなかったため,小中規模での利用に限られていた。今回ISDN1500を追加することで,コール・センターをはじめとする大規模ユーザーでの利用を促進させる。

 おとくライン ISDN1500の月額基本料金は,回線使用料が3万975円,屋内配線使用料が2100円,DSUレンタル料が9975円で,計4万3050円。INSネット1500の月額基本料金が4万7250円(回線使用料と屋内配線使用料,機器使用料の合計,NTT東日本の場合)なので,1カ月当たり4200円安い計算になる。通話料金は,アナログ回線やISDN64(いずれも事務所用)と同じ。Bプランの場合で,市内/県内市外/県外の通話料金が全国一律3分8.295円である。このほか,光ファイバの工事費などが別途かかる。