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 ケイ・オプティコムとクラビットは4月8日,セットトップ・ボックス(STB)を使ったゲーム配信「ゲーム・オン・デマンド」(GOD)の実験を開始すると発表した。実験期間は4月下旬から9月30日まで。ケイ・オプティコムのVOD(video on demand)サービスのユーザーが対象。

 両社の行うGODの実験は,クラビットのデータ・センター内に設置されたPCサーバー上でゲーム・プログラムの全処理を行い,画像情報だけをFTTH(fiber to the home)経由でSTBに配信,テレビに表示する。ユーザーはSTBに接続されたコントローラの操作情報をPCサーバーに送信。いわば,ゲーム配信の“シン・クライアント”版といえる。これはフィンランドのG-クラスタ社が開発した技術を使って実現している。

 クラビットでは「遅延は数十ミリ秒で,シューティング・ゲームのようなアクション・ゲームでも問題なくプレイできる」としている。画像情報は「ゲームにもよるが700kビット/秒程度」(ケイ・オプティコム)になる。

 実験期間中,ゲームは30~40タイトルを用意。料金はゲームにもよるが,「1ゲーム当たり200円前後で48時間遊べる」(ケイ・オプティコム)といった料金体系になる予定。

(武部 健一=日経コミュニケーション