PR

 NTTドコモは4月13日,「FOMAiモード」のパケット通信料の課金情報が一部消失していたことを発表した。対象となりうるユーザーは,ドコモ中央のエリア(東京,千葉,埼玉,神奈川,山梨,群馬,栃木,長野,新潟,茨城の1都9県)のユーザー。

 発生期間は今年の1月13日から3月15日の間。同社は原因を「この期間にFOMAの交換機を増設する工事を実施した際に,一部の交換機に設定ミスが発生したため」としている。

 ドコモは該当するユーザーに対して,正常に処理された課金情報分だけ請求する措置をとり,通知はしない。なお,4月12日までにユーザーから3件の問い合わせが来ているという。なおドコモ中央エリアでのFOMA契約数は,3月15日現在で342万だった。

(山崎 洋一=日経コミュニケーション