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 英BTは4月28日,固定電話網のIP化計画「21st Century Network Program(21世紀ネットワーク計画)」に向けて,8社のベンダーを選定したと発表した。

 BTが選んだのは5分野8社で,具体的には以下の通り。(1)ユーザーの回線を収容するMSAN(マルチサービス・アクセス・ノード)には富士通と中国のファーウェイ・テクノロジーズ,(2)ルーティング機能などを提供するメトロには仏アルカテル,米シスコシステムズ,独シーメンス,(3)コア・ルーターにはシスコと米ルーセント・テクノロジーズ,(4)ソフト・スイッチや帯域管理機能などを提供するi-ノードにはスウェーデンのエリクソン,(5)光伝送分野には米シエナとファーウエイ--となっている。

 BTは今回の8社を決めるまでに,2年間にわたって300社以上の企業を話し合いと交渉を行なった。21世紀ネットワーク・プログラムでは,今後5年間に100億ポンド(約2兆円)の投資を予定しており「単一の調達計画としては通信業界史上で最大級。選定に至るまでの競争も大変激しいものだった」(BT)。

(山根 小雪=日経コミュニケーション