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 インターネット接続事業者(プロバイダ)のインターネットイニシアティブ(IIJ)は5月13日,2004年度(2004年4月~2005年3月)の連結決算を発表した。売上高は417億200万円で対前年度比7.5%増加。営業利益は前年度の赤字から12億4800万円と黒字転換した。

 会見した鈴木幸一社長は「ネットワーク・ソリューションで利益を生み出していく方向性が明確に見えてきた」と説明(写真)。企業向けのネットワーク構築や運用,コンサルティングなどのシステム・インテグレーション事業が堅調に伸びた。セキュリティなどの付加価値サービスも好調だった。

 IIJが事業の柱と位置付けるインターネット接続サービスは減収幅が改善しつつあることを強調。「回線価格の下落が止まったとは言い切れないが,歯止めがかかりつつある」(鈴木社長)。2005年1月~3月期にはインターネット接続サービス事業が12四半期ぶりに増収に転じたこともあり,今後の増益に自信を見せた。

 2005年度は前年度に引き続き,インテグレーション事業の展開を強化すると共に,IIJの持つ独自技術の製品化に取り組む。「上場以来の最高売り上げ,最高益の更新を狙いたい」(渡井昭久CFO=最高財務責任者)。