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 東京・池袋のサンシャインシティ文化会館で開催中のイベント「IPテレフォニー&ケータイソリューション2005」で富士通は,無線IP携帯電話システムのQoS(quality of service)技術を参考出展している。富士通研究所と共同開発した。来場者は,富士通が研究所で開発中のQoS技術を使った音声ファイルと,QoSをかけない場合の音声ファイルの聞き比べができる(写真)。

 この音声ファイルは,富士通の検証ルームで,日立電線の無線IP携帯電話機「WIP-5000」と富士通のSIPサーバーなどを使ってWAVEファイル形式で録音されたもの。実際に聞いてみると,QoSをかけない音声はなんとか聞き取れるものの,音飛びが頻繁に発生する。QoSをかけたバージョンではかなり音質が改善されているものの,一部では音飛びが発生しており,完全なQoSは実現できていないことが分かる。

 富士通ブースの説明担当者によると,「まだ開発段階にあるためまったく音飛びがない状態は実現できていない。IEEE 802.11eの標準化作業に併せて開発を進めているが,いつ実際にIP電話システムに無線QoS機能を搭載できるかは未定」だという。

(宗像 誠之=日経コミュニケーション



5月19日~20日、サンシャインシティ文化会館(東京・池袋)で開催(日経BP社主催)。

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