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 日本アバイアは5月24日,SIP(session initiation protocol)対応IP電話機の新版「SP-1020A」を東芝と共同開発したと発表した。グループ代表着信など日本特有の電話機能を利用できるようにした点が特徴。同製品の投入により,「これまで弱かったエンタープライズ向けの販売を強化する」(事業開発室の加藤浩明室長)。

 SP-1020Aは,日本市場のみを対象に投入した専用モデル。全角10文字×4行の漢字表示ディスプレイを搭載したほか,ボタンの点灯や点滅も日本式に変更したという。発着信履歴の確認および発着信履歴からの発信,Webブラウザを利用した個人電話帳の管理機能なども搭載する。

 利用できる機能は,新規に追加したグループ代表やVIP優先通話をはじめ500以上。加藤室長は,「SIPを使いながら,従来のボタン電話機と全くそん色ない機能を実現できた」と胸を張る。ただし,サーバーは6月中旬に提供予定の「Avaya Communication Manager 3.0」を搭載した「Avaya Media Server」や「Avaya Media Gateway」,「Avaya Converged Communication Server」を利用する必要がある。「Avaya Communication Manager 3.0は今回の新製品に合わせて新たに120項目以上の追加開発を施した」(加藤室長)。

 SP-1020Aの価格はオープンで,参考価格は3万6000円。6月中旬からの販売となる。東京・品川プリンスホテルで開催中のプライベート・セミナー「AVAYA WORLD JAPAN 2005」(24日~25日)で実機を確認できる(写真)。なお,IP電話機を共同開発した東芝は,2005年8月から本社ビルに約1万2000台を導入する予定である。