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 電通国際情報サービス(ISID)は6月2日,DV(ディジタル・ビデオ)規格の映像をIP網経由で伝送できるサーバー・ソフト「QualImage」シリーズの最新版を発売した。

 今回発売したのは,VOD(video on demand)用ソフト「QualImage/DANS-S」と,最大4地点のテレビ会議用ソフト「同Quatre-S」の2種類。いずれもRedHat Enterprise Linux 4.0上で動作する。2004年12月出荷の前バージョンをベースに,暗号化通信機能と認証機能を追加した。

 QualImageシリーズの特徴は,DV信号をそのままIPパケット化して伝送する点。DVはMPEG-2などの映像圧縮技術に比べて圧縮率が低いため,動きの多い映像や細かな文字が入った映像の伝送に適する。ただし解像度が720×480ドット,1秒間に30フレームの高品質な映像を流すには,30Mビット/秒の帯域が必要になる。

 このためISIDはこれらの製品を,高速なネットワーク環境を持つ企業や自治体,医療機関などに売り込む考え。例えば本社と工場の間で設計図面や製造部品を映像で確認したり,病院で手術映像を配信・録画するなどの用途を想定している。

 価格は,DANS-Sが420万円,Quatre-Sが315万円。このほかクライアント・ソフト「DVcommXP」(1本9800円)などが別途必要である。