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 中小企業向けにIP電話サービスを提供するフォーバルは6月9日,「050」から始まるIP電話サービス「FTフォン050スタイル」を発表した。NTT東西地域会社のブロードバンド・サービス「Bフレッツ」または「フレッツ・ADSL」をIP電話の回線として使う。IP電話と同時にインターネット接続の回線としても利用できる。サービス開始は6月13日。

 フォーバルは2003年10月から,「03」や「06」など市外局番から始まる電話番号で着信できるIP電話サービス「FTフォン」を提供していた。しかし,IP電話サービスで既存の電話番号を使えるようにするには,ブロードバンド回線とバックボーン網内の品質管理が不可欠。このためフォーバルはUSENと提携し,USENが提供するFTTH(fiber to the home)サービスと組み合わせてFTフォンを提供してきた。

 ところが,USENのFTTHサービスは都市部が中心。本社は導入できても地方の支社は提供エリア外で導入できない。フォーバルとしても,拠点間の通話を削減したいと考える企業ユーザーの要望に応えられなかった。そこで今回,ほぼ全国で使える東西NTTのフレッツをIP電話の回線として利用できる新メニューを追加した。電話番号は050番号になるため既存の電話番号をそのまま使うことは不可能だが,拠点間通話を無料にすることで企業ユーザーの通話コストを削減する。

 基本料は,FTTHを使う場合で月1280円,ADSL(asymmetric digital subscriber line)を使う場合で同1180円かかる。基本料で利用できる電話番号の数は,FTTHが3個,ADSLが1個。インターネットの接続回線として使う場合には,FTTHで1700円,ADSLで1200円の月額利用料が別途かかる。

(加藤 慶信=日経コミュニケーション