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 NTTドコモは6月20日,無線LAN機能を搭載したFOMA端末「M1000」を7月1日に発売すると発表した。同時に,法人向けリモート・アクセス・サービス「ビジネスmoperaアクセスプロ」で,M1000に対応した新機能を追加。M1000に保存するアドレス帳などのデータを遠隔で削除したり,端末に操作ロックをかけられる。端末は,個人向けFOMA端末と同様,店頭で販売する。店頭販売価格は5万円の見込み。

 M1000は,数字キーを備えないPDA(携帯情報端末)型の端末。iモードに対応しない代わりに,Webブラウザ「Opera7.5」とPOP3/IMPA4に対応したメール・ソフトを搭載する。別途契約したプロバイダなどを経由して,端末から直接インターネットにつなぐ。

 320×208ドットの液晶ディスプレイを備え,マイクロソフトのWordやExcelなどの文書ファイル,PDF形式のファイルを閲覧できる。端末には汎用OSであるSymbian OSを採用。ユーザーは,開発言語のC++やJavaを使ってM1000に搭載するアプリケーションを開発できる。通信機能はFOMAのほかGSM/GPRSに対応。海外ローミング・サービスの「WORLD WING」を契約することで,海外での利用も可能。このほか,IEEE 802.11b対応の無線LAN機能を搭載する。

 ビジネスmoperaアクセスプロは,法人向けリモート・アクセス・サービスの1メニュー。今回,(1)メールの自動受信,(2)遠隔アプリ起動,(3)遠隔ロック,(4)遠隔データ消去――とセキュリティ関連の機能を追加した。遠隔データ消去では,M1000に保存したアドレス帳データのほか,ユーザーが開発したアプリケーションが管理するデータも消去できる。

(加藤 慶信=日経コミュニケーション