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 ソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)は6月23日,イー・アクセスが参入を計画しているW-CDMA,HSDPA(high speed downlink packet access)の携帯通信事業において,イー・アクセスから通信基盤を借り受け,MVNO(mobile virtual network operator)の形で携帯事業に参画する意向を明らかにした。

 両者は固定通信と携帯を融合させるをFMC(fixed mobile convergence)を視野に,共同でビジネスモデルやサービスの開発を進める。「現段階では,まだ具体的なサービス内容は決まっていない」(SCN)という。なおニフティも5月に,イー・アクセスの通信基盤を用いたMVNO事業の可能性を検討することを明らかにしている。

 イー・アクセスは「今後もMVNOとの協業を増やしていきたい」とする。プロバイダを3Gサービスの販路として活用する狙いだ。MVNOへのサービス形態は「何Mビット/秒で何百万円,何千万といった帯域だけを提供する形態から,サービスまで当社で作り込んで相手のブランドを付けるOEMに近い提供形態まで考えている」(イー・アクセス)。端末は「MVNOが用意する場合,当社が用意する場合の両方が考えられる。相手によりケース・バイ・ケースになるだろう」(同)。

 イー・アクセスは,5月に1.7GHz帯を使用するW-CDMAの実証実験の免許を取得。東京都内で技術検証を行っている。
 

●日経コミュニケーション編集部より イー・アクセスのMVNO戦略に関する情報を追加しました。2005.06.23