PR

 総務省は6月28日,KDDIの新型固定電話サービス「メタルプラス電話」について,一部の地域で緊急通報が利用できない状態のまま提供されていたとして,文書による行政指導を実施した。

 メタルプラス電話は「0AB~J」番号を使う割安の直収電話サービス。総務省によると,メタルプラス電話の一部地域で消防署への「119番」が利用できない状態でサービスが提供されていたという。

 現在は,すべての提供地域で緊急通報が利用可能になっている。だが,「緊急通報が利用できない状態で0AB~J番号を利用する電話サービスが提供されることは,電気通信事業法に違反する」として,総合通信基盤局長名で文書による厳重注意を実施した。

 今後,KDDIに対して緊急通報が利用できないままサービスが提供された経緯と原因に関する調査,再発防止策などを求める。KDDIは「指導を真摯に受け止めて,改善に努めたい」(広報部)としている。

 総務省は6月22日に,同じく一部地域で緊急通報の利用ができないとして「光・IP電話サービス「ひかり電話」を提供するNTT東日本に行政指導を下したばかり(関連記事)。