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 組み込みソフト・ベンダーのコアと,GPS(全地球測位システム)ベンチャー企業のマゼラン システムズ ジャパンは7月11日,屋内利用可能な携帯電話機向けGPSチップの開発・販売で業務提携した。

 2007年4月以降に発売される第3世代(3G)携帯電話機では,位置検出機能の搭載が義務付けられる。両社の提携はこれをにらんだもの。

 具体的には,マゼランの持つGPS技術を今年末をメドに専用チップ化し発売する。コアはこのGPSチップの評価用ボードや制御用ソフトの開発も進める。「2006年度に8億円の売り上げを目指す」(井手祥司・コア代表取締役社長,写真上)。

 マゼランのGPS技術の特徴は,受信感度が-160dBmと高感度であること。これに対し,現在の携帯電話機向けGPSチップは-150dBm程度とする。このほか,3G方式の違いに依存しないという特徴もある。「非同期のW-CDMA方式を採用するFOMAシステムとも親和性が高い」(岸本信弘・マゼラン代表取締役社長,写真下)。

 なお,携帯電話機に無理なく搭載できるように,チップ寸法は7mm角,消費電力は60mW以下を目標としている。

(加藤 雅浩=日経コミュニケーション