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 KDDIは7月11日,非接触IC対応携帯電話を9月に発売し,同端末向けの新サービス「EZ FeliCa」を始めると発表した。プロモーションには非接触IC携帯で先行するNTTドコモと同じ「おサイフケータイ」の呼称を利用,ユーザーへの浸透を目指す。

 EZ FeliCaのサービスは,NTTドコモの「iモード FeliCa」と同様。非接触ICチップを搭載した携帯電話を駅の自動改札機や売店に設置された読み取り機にかざすことで,運賃の支払いや商品の購入が可能になる。携帯電話内部の非接触型ICチップは,ソニー,NTTドコモ,東日本旅客鉄道(JR東日本)が出資するフェリカネットワークスの「モバイルFeliCa ICチップ」を採用。当初の対応端末は「W32H」(日立製作所製),「W32S」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)の2機種の予定である。

 KDDIの小野寺正社長は東京都内のホテルで実施された記者会見で,「今後も対応端末を早期に拡充する」とアピール。さらにフェリカネットワークスへの出資についても「検討している」と明言した。

 また,記者会見にはJR東日本の大塚陸毅社長も出席。同社はNTTドコモと携帯電話向け電子マネー・サービス「モバイルSuica」の実証実験を2005年3月から始めているが,KDDI向けにも今秋から始めることを明らかにした。商用サービスは2006年1月をメドに開始する予定。

 このほか,EZ FeliCa端末で使える実際のサービスとして,ビットワレットが電子マネー・サービス「Edy」を準備中である。