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 JSATは7月25日,同22日に発生した通信衛星「JCSAT-1B」のトラブルに関するサービス再開時期のめどを明らかにした。JCSAT-1Bは22日15時32分に衛星の姿勢が崩れ,利用企業約50社に対する通信サービスを提供できない状態になった。25日夕方現在もこの状況は続いており,サービス復旧の目処は立っていない。

 対応策としてJSATは,23日の6時ころから予備衛星「JCSAT-R」をJCSAT-1Bの軌道位置に移動させはじめた。31日にJCSAT-1Bの軌道位置に達し,同日夕方から順次サービスを再開する予定だという。

 また,衛星の製造メーカーであるボーイングと原因調査を実施している。衛星の姿勢を制御する機能,または小型のジェット噴射機「スラスタ」など推進をつかさどるを重点的に調べているが,原因は明らかになっていない。

(山崎 洋一=日経コミュニケーション