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 総務省は7月27日,国内のインターネット・トラフィックの総量が2005年5月末時点で平均472Gビット/秒に達したと発表した。半年前に比べ,トラフィック総量は約1.5倍増加。このペースが続けば,2006年5月時点には平均1テラビット/秒を超える可能性があるという。

 トラフィック総量は,国内7社のインターネット接続事業者(プロバイダ)のADSL(asymmetric digital subscriber line),FTTH(fiber to the home)ユーザーのトラフィックを基に,総務省が試算した。

 具体的には,各プロバイダのルーターで行き来するパケット数を2時間おきに収集。1カ月分の総量を,ビット/秒当たりの平均値に計算し直した。その結果,プロバイダ7社の下り(プロバイダからユーザー宅方向)の総トラフィックは平均198.1Gビット/秒となった。

 これとは別に,総務省はプロバイダ7社の国内シェアを主要IX(インターネット相互接続点)のトラフィックから独自に算出。41.6%であると推定した。ここから,国内の総トラフィックである平均472Gビット/秒を導き出した。

 総務省にデータを提供したプロバイダは,インターネットイニシアティブ(IIJ),NTTコミュニケーションズ,ケイ・オプティコム,KDDI,ソフトバンクBB,日本テレコム,パワードコムの7社である。

 総務省は2004年11月に第1回の調査を開始した。半年に一度のペースで国内のトラフィック総量を集計している。