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Q4コストが安いというのは本当ですか
 
 
 オープンソースのソフトウエアは無償提供されるものが多いため、単に利用するだけならコストはかかりません。

 無償で利用できるソフトウエアの場合、ライセンスコストがかかる商用ソフトウエアに比べて初期導入コストは当然下がると期待できます。インストールするコンピュータ数が多い場合や、商用ソフトに高額な製品しか選択肢がない場合には、この初期費用部分の節約効果も、より大きくなってきます。その意味では、システム構築のための技術料や運用管理コストがまったく同等なら、「コストが安くなる」ということはできるでしょう。

 言うまでもありませんが、システム構築のための技術料に相当する部分や、運用管理のための人件費などは、ライセンスコストが無料だからといって減額されたり無料になったりする性質のものではなく、この部分の負担は変わらないと考えられます。場合によっては、むしろ高く付く可能性もないとは言えません。

 また、運用管理を自社内で行なう場合には、技術者への教育・研修などが必要になる可能性も出てきます。これら担当者の養成費用も加えるとなると、総計では従来の有償ソフトウエアベースのシステムよりもコスト高になることも考えられます。結局のところ、「オープンソース・ソフト主体のシステムにすればコストが下がる」と単純に断言することはできない、というのが正確な表現といえるでしょう。

 ただし実際には、冒頭で触れたような初期導入コストの低減効果や、オープンソースを扱うシステム会社の増加による競争効果などもあり、従来の商用ソフトウェア主体のシステムに比べてコストで抑えることができたという例が目立つようです。その意味では、「実例を見るとコストが安くなっている場合が多い」と言うことはできるでしょう。


 
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