コンテンツ・デリバリ・サービス・プロバイダのミラー・イメージ・インターネット(以下,ミラー・イメージ)は,同社の配信サーバー上でユーザー認証できる機能などを追加したコンテンツ配信用ソフト「FireSite V5.0」の日本語版を9月に発売する。インストール可能なWebサーバーはIISとApache。同社のサービスを利用するユーザー向けに発売する予定で,価格は未定。

 ミラー・イメージのコンテンツ・デリバリ・サービスは,ネットワーク上のバックボーンに近い場所に配信サーバー(キャッシュ・サーバー)を設置し,オリジナル・サーバーからコンテンツを転送するもの。サイトの利用者はコンテンツをオリジナル・サーバーではなく,ネットワーク的に最も近い配信サーバーからダウンロードするため,Webアクセスを高速化できる。

 「FireSite」は,配信サービスのユーザーのWebサイトからキャッシュ・サーバーに対して,任意のタイミングでコンテンツを配信するためのソフト。今回発売するFireSite V5.0は,会員制サイトのように,ユーザー認証を加えて特定のユーザーだけにコンテンツを配信したい場合も対応できるようにした。

 配信サーバー上にオリジナル・サーバーの認証データベースの複製を置き,その上でユーザー認証ができるようにした。SSLやディジタル証明書を使った認証も可能。オリジナル・サーバーと配信サーバーの認証データベースの同期にはSSLを使う。また,配信サーバーと連携して,サイトの利用者に対しネットワーク的にいちばん近い配信サーバーにコンテンツを自動転送する機能も持たせる。

 また,ミラー・イメージは早ければ7月から,同社のサービス利用者向けにWebページのダウンロード時間を測定するサービス「SiteMetrix」を提供すると明らかにした。(Y.Y.)