ビザ・インターナショナルは7月4日,インターネット決済の新方式「3-Dセキュア」の試験サービスを,2001年8月から開始すると発表した。3-Dセキュアは,ユーザー認証にパスワードを使うなど,従来の決済方式「SET」(セキュア・エレクトロニック・トランザクション)よりも手軽に使えるようにしたもの。普及が進まないSETに代わるものとして,ビザが2001年4月からアジア地域で展開を図っていた。

 試験サービスは,ディーシーカードがモニターを約2000人募集して実施する。参加するECサイトは,ソフマップソースネクストなど。

 3-Dセキュアは,カードの利用者が,本人かどうかをパスワードで確認するという単純な方式。カードの利用者はWebブラウザだけで利用でき,ワレット・ソフトは必要ない。ECサイト側には専用のプラグイン・ソフトが必要だが,SETと比べると単純なものである。このため導入はSETよりも容易だ。もっとも,3-DセキュアはSETと違って,ECサイト側がユーザーのカード番号を入手できてしまうという不利もある。(K.A.)