富士通は,Webサイトのレスポンス時間やWebサーバー/データベース・サーバーの性能を自動測定するサービス「WebSitePatrol-Pro」を7月4日に開始した。サイトの外側および内部からのアクセスによってパフォーマンスを測定でき,ボトルネックの絞り込みやパフォーマンス低下の早期発見が可能になる。Webサイトのレスポンス時間だけを測定するサービス「WebSitePatrol」も用意している。

 両サービスがカバーするWebサイトのレスポンス測定では,1時間おきに(1)1つのURLのWebページ,(2)画面をまたぐ一連のユーザー操作(1トランザクション)--を測定する。測定結果のレポートを作成し,利用者専用のサイトを介して,または日次/週次/月次で利用者にメールで提供する。測定結果が利用者の設定したしきい値を超えたり,ページが表示できなかったときには,警告メールで通知する。

 WebSitePatrol-Proでは,サイト内で稼働するサーバーのOSの状況(CPU使用率やディスク使用率など),Webサーバーの状況(URLごとのリクエスト回数など),およびデータベース・サーバーの状況(テーブル・スペースの空き容量やデータベースの入出力量など)を自動測定する。富士通が性能監視用のサーバーを利用者のサイト内に設置,監視対象サーバーに測定エージェントをインストールする。測定データは性能監視サーバーに集め,定期的に富士通の測定センターに送信し,専用サイトや定時メールで利用者に伝える。測定可能なOSは,Windows NT Server 4.0 SP3/同2000,Solaris2.5.1以降。WebサーバーはIIS,Apache,InfoProviderPro。データベース・サーバーはOracle 7/8/8i,SQL Server6.5/7/2000,Synfoware。

 また,WebSitePatrol-Pro利用者はサイトのパフォーマンスに問題が発生した場合,ボトルネック調査と改善提案を富士通に依頼できる。こちらは年2回まで料金内で対応する。サービス料金は,WebSitePatrol-Proが月額8万円(測定対象は1URL,1トランザクション,サーバー1台)からで,初期費用として性能監視サーバーの導入費(約50万円)が必要。以降,測定対象1URLごとに2000円,1トランザクションごとに1万円,サーバー1台ごとに3万円を加算する。ただし測定対象サーバーを増やすときは,追加設定費用として1台ごとに5万円かかる。WebSitePatrolは月額4万円(測定対象は1URL,1トランザクション)からで,初期費用は不要。(Y.Y.)