KDDIは,データセンター「dotsquare」を利用するユーザー向けにストレージ・システムを提供する「マネージドストレージ・サービス」の提供を7月25日に開始した。システムのハード・ディスクが足りなくなったり,一時的にディスク上にバックアップをしたりする場合に利用する。高価なストレージ用の機器を購入しなくても,高速なディスクが利用可能になる。ストレージ・システムの運用管理もKDDIがしてくれる。ストレージ・システムには日立製作所の「SANRISE2800」を使用している。

 KDDIが提供するサービス・メニューは3つ。「ストレージオンデマンド」は,ストレージ・システムをファイバ・チャネル経由で接続するサービスである。月額90万円で60Gバイトの容量が利用できる。2つ目の「SANバックアップ」は,「ストレージオンデマンド」を利用して保存したストレージ上のデータを,テープにバックアップするサービス。いったん別のボリュームにすべてのデータをコピーした上でバックアップするため,サービスを停止する必要はない。月額63万円で30Gまでバックアップ可能である。3つ目の「LANバックアップ」では,ユーザーのサーバーやストレージ上のデータを,ネットワーク経由でテープにバックアップする。自前のサーバーはもちろん,「ストレージオンデマンド」で借りたストレージ上のデータもテープにバックアップできる。月額13万円で30Gバイトのバックアップが可能である。(T.F.)