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 エボンエレクトロニクス(本社・東京都墨田区)は10月16日,シンガポールのモービーウェーブが開発した超小型ファイアウォール「SpyroZ」とPCIカード・タイプのファイアウォール「SpyroZ PCI」の輸入を開始した。

 「SpyroZ」は,幅79×奥行き144×高さ27mmで,重さ165gと小型・軽量である。インタフェースは,10/100BASE-Tポートが2つとダイヤルアップ・モデム接続用のシリアル・ポートが1つ。TelnetやFTPといったアプリケーションを指定してポートを開けたり,LAN内のクライアントのIPアドレスごとに使用するポートを指定したりできる。また,VPN(仮想プライベート・ネットワーク)機能として,IPSec(IPセキュリティ)とPPTP(ポイントツーポイント・トンネリング・プロトコル)のパススルーに対応。ネットワーク内のマシンからWebブラウザを使って設定・管理できるツールも備える。Linuxベースで動作する。

 一方の「SpyroZ PCI」は,IPSec機能を備えるPCIカード・タイプのファイアウォール。PCIカード上にCPUを備えており,SpyroZと同様Linuxベースで動作する。機能やインタフェースもSpyroZと同じ。動作要件は,32ビット・バスのPCIスロットを持ち,Windows95/98/NT/2000,Linux,UnixWare,DOSをインストールしたマシンである。

 エボンエレクトロニクスでは,現在販売代理店を選定中で,代理店が決まり次第両製品の出荷を開始する。同社は,SpyroZは4万円から5万円程度,SpyroZ PCIは4万円程度で販売できると見ている。

 「SpyroZ DSL」というADSLモデムを内蔵したファイアウォールも輸入する。こちらは,国内のADSL業者と交渉がまとまれば出荷する。また,現在モービーウェーブが開発中の,SpyroZに2.5インチのハード・ディスクとファイル・サーバーのSambaを追加搭載した「SpyroZ Personal File Server」も輸入する予定である。(Y.Y.)