日本チボリシステムズは10月31日,Javaアプリケーション管理の標準仕様であるJMX(Java管理拡張)に初めて対応したWebサイト管理ツール「Tivoli Web Component Manager」を11月30日に出荷すると発表した。JMXは,Javaアプリケーションを管理するためのインタフェースを標準化したもの。JMX対応の管理ツールは,JMXに対応した任意のアプリケーションを管理できるようになる。JMX対応のアプリケーションはまだないが,米BEAシステムズや米IBMなどが積極的に対応を進めており,今後は増えていくとみられる。JXMバージョン1.0は,2000年12月に規格化された。

 Tivoli Web Component Managerは,Webサイトを構成するOSやWebサーバー,Webアプリケーション・サーバーなどの稼働状況や負荷などを監視する機能を持つ。Webサイトのマシンで動かす専用のエージェント・ソフトと,エージェント・ソフトが収集した情報を一元管理するツールからなる。エージェント・ソフトと管理ツール間の通信にはHTTP/SOAP(簡易オブジェクト・アクセス・プロトコル)を使うため,ファイアウォール経由での監視が可能である。

 監視対象となるOSは,Windows NT/2000とSolaris,AIX,WebサーバーはIIS(Internet Information Services)とApache,アプリケーション・サーバーはWebSphereである。OSで監視できるのはCPUの利用率やハード・ディスクの空き容量など,Webサーバーではアクセス数やアクセス/ログインのエラー数など,Webアプリケーション・サーバーではデータベースへのコネクション数やEJB(エンタープライズJavaビーンズ)の稼動数など。監視データを日/週/月単位で集計してグラフに表示する機能もある。こうした監視データはWebブラウザを使って閲覧する。価格は監視するサーバー1台あたり36万7500円から。(K.A.)