日本信販東芝セイコーインスツルメンツ(SII)の3社は11月13日,飲食店などの携帯電話向けECサイトで電子的なクーポンを申し込むと,店舗でのクレジット決済時に自動的に割引を受けられるようにするサービスを2002年3月に開始すると発表した。

 今回のサービスを利用する飲食店などは,自社の携帯電話向けECサイトでクーポン情報を流す。ユーザーがクーポンの申し込みボタンを押すと,日本信販などが運営する専用のWebサイトのページが表示されるので,そこでクレジット番号と専用のID,パスワードを入力してもらう。クーポンを申し込んだという情報はSIIの与信センターに保存される。ユーザーが飲食店に出向き,クレジット決済すると,SIIの与信センターでクーポンの有無が確認され,自動的に割り引かれる。飲食店は,今回のサービスに対応したクレジット与信端末(SII製)を導入する必要がある。ユーザーは日本信販などの専用サイトで,あらかじめユーザー登録をして,専用のIDとパスワードを入手しておく。

 今回のようなサービスを使わなくても,通常のWebサイトでクーポン情報を流し,携帯電話でそのページを保存して持参したユーザーに対して,割り引くという方法がある。この方法では,店舗で決済する店員に対して,割引サービスに対する教育を施しておく必要があった。今回のサービスでは,クレジット決済すると自動的に割り引かれるので,店員への教育の手間が軽減される。

 今回のサービスは,電子チケットの販売や通信販売などにも適用できる。パソコン・ユーザー向けにも,同様のサービスを2002年中に開始する予定である。(K.A.)