PR

 インプローブ・ネットワークスは,携帯電話や携帯情報端末向けコンテンツ変換ツールの新バージョン「CAFEMOON Mobile Services Platform V2.0」(以下CAFEMOON)を2002年1月に出荷する。XHTML Basic(拡張可能HTMLの基本セット)を使ったコンテンツを記述/配信できる点が特徴である。

 XHTML Basicは,W3C(World Wide Webコンソーシアム)が標準化したXML(拡張可能マークアップ言語)ベースのコンテンツ記述言語。モバイル端末向けの次世代標準プロトコル「WAP2.0(ワイヤレス・アプリケーション・プロトコル2.0)」が,このXHTML Basicに準拠したコンテンツ記述言語を採用する。すでにKDDIは,2001年12月1日に出荷開始したdmaOne 3000/5000シリーズでXHTML Basicコンテンツの表示機能をサポートした。NTTドコモも,将来的にXHTML Basicコンテンツをサポートすると見られている。

 CAFEMOONは,XHTML BasicやHTMLで作成したコンテンツを,接続してきたクライアント端末の機種に合わせて自動変換し提供するツール。単純にコンテンツ記述言語を変換するだけではなく,画像の大きさや色数などを端末の画面表示能力やバッファ・サイズなどを考慮して自動的に調整できる。

 変換可能なコンテンツ形式はHTMLをはじめ,NTTドコモのiモードがサポートするcHTML(コンパクトHTML),KDDIのEZwebがサポートするXHTML BasicやHDML(ハンドヘルド端末向けマークアップ言語),J-フォンのJ-スカイがサポートする「MML(モバイル・マークアップ言語」など。HTMLのレイアウト情報を記述するCSS(カスケーディング・スタイルシート)や,XHTML Basicのレイアウト情報を記述するCSS Mobile Profileにも対応している。

 CAFEMOONを利用できるOSは,Windows2000/NT4.0,Linux,Solaris。JDK(Java開発キット)1.2.2以上のJava環境で動作する。価格は未定だが,200万円弱になる見込み。(H.J.)