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 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は,PlayStation2(PS2)に著作権保護機能を付加するための認証システム「DNAS」(Dynamic Network Authentication System)の本格運用を開始する。これによって,インターネットを介して配信するゲーム・ソフトや音楽などの不正利用,不正コピーを防ぐことが可能になる。

 DNASは,PS2本体に付いている機器IDとPS2のゲーム・ディスク1枚ごとに付けた固有ID(2001年春頃から付加)を組み合わせたものを認証キーとして利用する。このキーによる認証によって,ダウンロードしたコンテンツを他のPS2では使えなくするといったコピー防止機能などを実現する。

 SCEIは2002年4月をめどに,DNASを使ったコンテンツ配信を開始する予定。NTT-BBと提携し,ゲーム・ソフトなどのコンテンツをフレッツ・ADSLとBフレッツのユーザー向けに配信する。ユーザーは40Gバイトのハード・ディスクと100Mビット/秒のイーサネット・ポートを備えたPS2専用のブロードバンド・ユニットを使い,コンテンツを入手する。NTT-BBの配信サービス「BROBA」が提供するCDN(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)や課金機能を利用する。

 ソニーコミュニケーションネットワークとも提携し,2002年4月をめどにDNASを使ってゲーム・ソフトや,音楽・映像などのコンテンツをso-net会員に配信する。こちらもブロードバンド・ユニットを使うが,貸し出すか販売するかは未定。どのCDNを使ってコンテンツを配信するのかは検討中である。

 SCEIは2001年7月からDNASの実証実験を開始しており,2001年秋からはスクウェアの「PlayOnline」でベータ・テストをしていた。(Y.Y.)