モバイルビジネスコミュニケーションズは,携帯電話やPDA(携帯情報端末)向けのWebアプリケーションを構築するためのプラットフォーム「MBP2.0」を発売した。出荷開始は1月末。携帯端末向けのWebアプリケーションを構築するためのAPIや,デバイスに応じてWebページを変換する機能などを備える。XMLファイルを記述するだけで,MBPが用意する機能を利用したり,データベースにアクセスしたりできる仕組みを用意しており,容易にWebアプリケーションを構築できる。

 MBPは,J2EE(Java2プラットフォーム,エンタープライズ版)対応のWebアプリケーション・サーバー上で動くJavaアプリケーションである。ユーザーは,MBPを利用してWebアプリケーションを構築する。アプリケーションの処理の流れや,クリックなどのイベントに対応した処理についてXML形式のファイルに記述するだけで,Webアプリケーションを構築できる。シングル・サインオンやパーソナライゼーションの機能も利用できる。端末とのセッションやトランザクションは,MBPが管理してくれる。MBP2.0では新たに,iモードとWindows CEに加え,EZweb,J-スカイ,Zaursなどに対応。Webアプリケーションの認証方式も,これまでのフォームを使ったユーザー認証のほかに,ベーシック認証やユーザーIDとパスワードを暗号化して通信する認証方式も利用できるようになった。また,マイクロソフトのOffice文書を閲覧したり,Outlookを操作したりできるようになった。

 MBPが動作するOSは,Solaris,Linux,Windows 2000である。Webアプリケーション・サーバーはJ2EE対応の製品であればよい。モバイルビジネスコミュニケーションズでは,ApacheとTomcatの組み合わせ,およびBEA WebLogic Serverで動作確認済み。価格は,1CPUで2000万円から,年間保守費用が400万円からである。(T.F.)