パサタは,動画をストリーミング配信するサービス「Pasata」のプレサービスを2月1日に開始した。動画コンテンツに広告を挿入することにより,ユーザーは無料で視聴できる。動画広告は,ユーザーの属性にあわせて選択する仕組みである。Jストリームのコンテンツ配信インフラを利用する。

 Pasataで動画を見るには,まず会員登録をする。名前,メール・アドレスといった情報と,どのようなことに興味があるかといった好みを登録。広告は,ユーザーの属性に応じて選択し,コンテンツの前後に挿入して配信する。広告をサーバー側で動的に挿入する機能は,今のところReal Mediaでしか実現できていない。そのため,利用する動画形式はReal Mediaのみである。Pasataでは,5分から10分程度のコンテンツを,最大でVGA(640×480ドット)の解像度で用意している。ユーザー側の速度は,512kビット/秒,256kビット/秒,128kビット/秒,64kビット/秒に対応した配信が可能である。

 Pasataは,4月に本サービスを開始し,5万から10万ユーザーの獲得を目指す。20タイトル程度のコンテンツを用意するという。プレサービス期間中は,コンテンツ・プロバイダが無料で動画を配信できるトライアル・サービスも提供する。パサタは,ソニーの100%子会社であるインタービジョンが設立した動画広告配信会社。4月1日には,電通がインタービジョンに資本参加し,新会社になる予定である。(T.F.)