アルプス システム インテグレーション(ALSI)は,Webコンテンツを,携帯電話やPDA(携帯情報端末)などそれぞれの端末の能力に合わせて,リアルタイムで自動変換するソフトウエア「WorldCruiser」を1月30日に発表した。AIによる構造解析によって,見やすいページに変換するという。パソコンや携帯端末向けのコンテンツを1種類用意しておけば,アクセスしてきたユーザーの携帯端末の種類を自動的に識別し,それに合わせてコンテンツを変換する。iモードやJ-スカイ,EZwebといったブラウザ・フォンと,Pocket PCやZaurus,PalmOSといったPDAに対応する。米MobileWebSurfが開発したソフトウエアで,同社とALSIが独占販売契約を結んだ。3月20日に発売する。

 WorldCruiserは,AI(人工知能)を応用した構造解析ロジックによってコンテンツを変換する。構造解析によって,パソコン向けのWebページ上にある複数のリンクを自動的にまとめる。たとえば,ページ上部にある大分類のリンクが並び,ページの左側に小分類のリンクが並んでいる場合,自動的に大分類と小分類というメニューを作り,そこからそれぞれの分類のリンク・メニューに入るようにする。端末機種に合わせてサイズを縮小したり色数を減らしたりする画像圧縮機能も備える。変換方法をカスタマイズするためのツール「Customizer」を利用する。自動変換されたコンテンツをもとに,メニューの名前や順番などを変更できる。

 動作環境は,Windows NT4.0(SP6以上)/2000/XPおよびRed Hat Linux7.1以上。価格は,同時接続数によって異なる。たとえば,10ユーザー以下の場合,ライセンス料金が28万円,年間サポート料金が4万2000円,100ユーザー以下の場合,同200万円,同30万円などとなっている。また,レンタル制も用意しており,たとえば,100ユーザー以下の場合,月額14万6000円(サポート料込み)などとなっている。今後,JavaScriptを使ってWebページを生成するコンテンツやクッキーを使ったWebサイトでも利用できるようにする予定である。(T.K.)