アイ・ティー・フロンティアは,UDDI(汎用的な記述/発見/統合)レジストリと連携して,複数のWebサービスからまとめて情報を取得できるようにする実験システムを開発した。特定のスキルを持つ企業を探し出すといった用途で利用できるシステムである。

 実験システムでは,各企業が自社の実績や社員情報などを提供するWebサービスを構築し,そのWebサービスの所在などを実験システムが用意するUDDIレジストリに登録している状況を想定する。

 実際の動作は,次のようになる。エンドユーザーがWebブラウザで実験システムにアクセスし,画面上から探したいスキルを選択すると,UDDIレジストリを検索して条件と一致する企業を抽出する。実験システムは,その企業が公開しているWebサービスを順番に呼び出し,詳しいスキル情報や過去の実績情報,社員情報などを取得。こうして取得した情報を実験システムがとりまとめ,エンドユーザーに返す。

 同義語などは表現を統一してエンドユーザーに提供できるように工夫した。例えば,「Windows」を,あるWebサービスは「ウィンドウズ」,別のWebサービスは「WINDOWS」と返す可能性もある。こうした表現の揺れをなくし,ユーザーに統一した表現で情報を提供できるように,実験システムに辞書を搭載している。

 実験システムは,日本IBMのデータベース製品「UDB 7.2」や,Javaアプリケーション・サーバー「WebSphere Application Server 4.0」上に構築されている。(H.J.)