クロスウェイブ コミュニケーションズ(CWC)は4月1日,企業のIPネットワークの運用・保守を代行する「IPルーティングポートサービス」の試験提供を始めた。同社の「広域LANサービス」をベースにしたサービスで,2002年10月末まで試験サービスとして提供。11月以降に,正式なサービスを提供する計画である。

 本来,広域LANサービスは,レイヤー2レベル(イーサネット)で企業の拠点間を接続するサービス。レイヤー3以上のプロトコルは問わない。これに対して,全国の拠点を結んだ企業内IPネットワークを構築したいというニーズが高いため,広域LANサービスのインフラをベースに広域IPネットワークを構築できるサービスを提供することにした。広域LANサービスを利用する際にユーザー側に設置される端末装置(LAN-TA)にIPルーティング機能を組み込み,広域LANサービスをそのままIPネットワークとして利用できる環境を整えた。このLAN-TAの運用・保守までをCWCが請け負い,IPネットワークを代行運用する。

 サービス・メニューは,接続する各拠点の帯域の合計が10Mビット/秒までのAタイプと,合計帯域が100Mビット/秒までのBタイプ。初期費用はAタイプが32万円,Bタイプが73万円。使用料金は,基本料と拠点当たりの拠点料金からなる。拠点料金は,両タイプとも1拠点当たり月額1万円。基本料は,Aタイプが月額14万円,Bタイプが月額43万円である。ただし,広域LANサービスについては別契約になる。(Y.K.)