NTT東日本は,無線LANを使ってインターネット接続や企業内LANへの接続を可能にする「Mフレッツ」の試験サービスを,東京と北海道で6月6日に開始する。11月30日までの6カ月間実施。無線LANの方式にはIEEE802.11bを採用している。IIJ4U@niftyOCNBIGLOBEなど25のインターネット接続サービスが対応する予定である。無線LANを利用するユーザー向けの「Mフレッツメイト」と,Mフレッツのユーザー向けにアクセス・ポイントを構築する「Mフレッツホスト」の2つのメニューを用意する。

 Mフレッツメイトは,フレッツ・ADSL,Bフレッツ,フレッツ・ISDNを利用しているユーザーが対象。IEEE802.11bに対応した無線LANカードは自分で用意する必要がある。NTT東日本からは,Mフレッツのユーザー認証をするための「Mフレッツ認証キー」が送付される。Mフレッツ利用時にはこれをUSBポートに接続し,専用ソフトの「Mフレッツ接続ツール」を使って認証し,ネットワークに接続する。利用できるパソコンは,Windows 98SE/Me/2000/XPのみである。月額200円で利用できる。

 一方,Mフレッツホストは,Mフレッツメイトのユーザー向けにアクセス・スポットを開設するメニューである。ホテルや喫茶店などのホットスポットや,企業が利用することを想定している。Bフレッツやフレッツ・ADSLを店舗や社屋に引き込み,無線LANのアクセス・ポイントと,PPPoEに対応したブロードバンド・ルーター,ハブを設置。これで,Mフレッツのサービスをその建物内で提供できるようになる。その際,Mフレッツメイトのユーザーすべてに提供するオープン型と,あらかじめ登録したユーザーのみに提供するグループ型が選択できる。

 Mフレッツホストの料金は,1契約700円である。1フレッツ・ADSLかBフレッツのファミリータイプ,ニューファミリータイプ,マンションタイプの場合は最大5つの無線LANアクセス・ポイントを設置できる。Bフレッツのベーシックタイプでは最大10,Bフレッツビジネスタイプでは最大50まで設置可能。また,グループ型の場合は,認証するユーザーIDが最大10のプランでは100円が別途加算される。

 Mフレッツ対応スポットとして,セレスティンホテルイタリアン・トマトカフェジュニア東京全日空ホテル日本ヒューレット・パッカードの市ヶ谷事業所などが予定されている。(T.F.)