インターナルは6月3日,PtoPシステムを構築するためのアプリケーション・サーバー「INTERNAL ANYWHERE」の販売を開始した。ピアのIPアドレスを管理するディレクトリなど,PtoPシステム構築時に必要となる基盤機能を提供する。

 INTERNAL ANYWHEREは,パソコンなどの端末(ピア)同士を直接対等な立場で通信させるPtoPシステムを構築する場合に利用できる。提供する基盤機能は大きく5つある。(1)ユーザーを管理する機能,(2)ユーザー名とパスワードでユーザー認証する機能,(3)ピアのIPアドレスなどを管理/提供する機能,(4)特定のピア間でデータを交換する機能,(5)特定のピア間でメッセージを交換する機能--である。これらの基盤機能を利用し,容易にPtoPシステムを構築可能になる。例えば,ソースネクストのファイル交換ソフト「超速ADSL」は,INTERNAL ANYWHERE上に構築されている。

 サーバー側の稼働OSはWindows2000/NT4.0,データベースとしてOracle9i/8iまたはINTERBASE6が必要になる。クライアントOSは,Windows 98/Me/NT4.0/2000/XPなど。価格は,同時10万ユーザーの場合で300万円,ユーザー数無制限の場合で500万円など。

 PtoPは,ピア同士を通信させることで,クライアント/サーバー・システムで発生しがちなサーバーへの処理の集中を避けるシステム形態。ユーザー間で直接,大容量コンテンツを交換したり,メッセージを頻繁にやりとりしたりする場合に向いている。(H.J.)