三洋電機ソフトウエアは8月26日,Web3D作成ツール「Cult3D Designer」(スウェーデンのサイコア製)の新版5.3を出荷した。新版では,Web3Dコンテンツを立体視画像として表示できるようにした。3次元(3D)オブジェクトの輪郭に赤と青の影を自動的に付ける仕組みで,赤と青のフィルムを張った専用のメガネを使うと浮き上がって見える。部屋のなかなどを,あたかも歩きながら見ているように表示する「ウォークスルー・シュミレーション」機能も付加した。Web3Dは,商品などをブラウザ上に3Dグラフィックスで表示し,マウスで回転させたり,拡大・縮小したりできるようにする技術である。

 ウォークスルー・シュミレーション機能を使うと,マウスの操作で部屋の中などを移動して,壁や柱,家具などにぶつかった際,それをすり抜けないようになる。旧版でも同じ仕組みを実現できたが,Javaプログラムなどを作り込む必要があった。新版では,GUIツールの操作だけで壁などをすり抜けないように設定できる。

 Cult3D Designerの利用料金は,作成したWeb3Dコンテンツを商用目的で公開する際に発生する。料金はアクセス数に応じて90万~210万円。(K.A.)