インサイトテクノロジーは9月4日,Oracle用パフォーマンス管理ツールの新版「Performance Insight5」(PI5)を発表,出荷を始めた。目玉は,新たに追加した「Top Minder」と呼ぶ機能。データベースをリアルタイムに監視し,稼働状況を数値やグラフで表示する機能で,パフォーマンス低下時に即座に対策をとれるようになる。

 Performance Insightは,OracleデータベースのCPU使用率やディスク使用率,キャッシュ・ヒット率,負荷が高いSQL文といった情報を収集し,パフォーマンスを監視するためのツールである。従来のバージョンでは,アラートは出るものの,1日に1回作成される評価レポートができあがるまで,問題を分析できず,タイムラグが生じていた。PI5では,必要に応じて評価レポートを作成できるため,迅速な対応が可能になる。また,従来版では,評価レポートは稼働実績(ログ)だけをもとに作成されたが,PI5では,データベースの監視結果と稼働実績の両方をもとに評価レポートを作成できる。このため,より高度な評価が可能になっている。

 このほか,新機能として,ディスク使用率やキャッシュ・ヒット率といった監視項目のしきい値を自動設定する機能を追加した。PI5が収集した情報を統計分析し,知識ベースに蓄えた情報を利用してしきい値をPI5自身が決める。管理対象のデータベースが多数ある場合などに,管理の負荷を減らせる。価格は,Standard Edition/Workgroup Serverが80万円。Enterprise Editionが120万円から。(A.Y.)