日本ヒューレット・パッカードは10月2日,Webアプリケーションのパフォーマンス監視ツール「hp OpenView transaction analyzer」を発表した。hp OpenViewシリーズの新製品である。J2EEやCOMの処理時間を計測できるのが特徴だ。Webシステムの応答時間が遅い,といった際にボトルネックがどこにあるのかを分析できる。
 同製品では,(1)Webサーバーとアプリケーション・サーバー間の応答時間,(2)Javaサーブレット,JSP(Java ServerPagees),EJB(Enterprise JavaBeans),COM(Component Object Model)などの処理時間,(3)データベースの応答時間--などを収集できる。また,ドリル・ダウンでボトルネックとなるコンポーネントを特定することも可能だ。
 (1)エージェント,(2)管理ソフトウエア,(3)管理コンソール--で構成する。価格は1監視対象サーバー当たり63万4000円から。12月1日から出荷する。(A.Y.)