日本ヒューレット・パッカードは10月21日,シングル・サインオン・ソフトの新版「hp IceWall SSO 6.0」を発表した。Liberty AllianceやIPv6に対応したのが特徴。価格は230万円からで,11月25日から出荷する。。
hp IceWall SSO 6.0は,シングル・サインオンにより複数のWebサーバーへの認証を一元化するソフトウエアである。リバース・プロキシ型で,Webサーバーへのアクセスはhp IceWall SSOを通過する。
新版での強化点は,(1)Liberty Allianceに対応することで,他のLiberty Alliance対応ソフトと連携してシングル・サインオンが実現できる,(2)携帯電話の端末IDやWindowsとの統合認証に対応できるよう,HTTP電文の編集ができるAPIを提供,(3)コード・レッドやクロス・サイト・スクリプティングを防ぐため,コンテンツ内のスクリプトやURLにフィルタをかける機能や,データ・サイズに制限をかける機能を追加,(4)IPv6に対応した--などである。(A.Y.)