ネットスプリングは,図書館などの公共スペースでノート・パソコンなどの接続を許す場合に,あらかじめ登録したユーザーだけしか,インターネット・アクセスやプリンタを利用できないようにするセキュリティ装置「FEREC」を1月末に出荷する。

 パソコンを接続するネットワークと,インターネットへのアクセス回線や,プリンタなどのリソースを用意したネットワークの間にデュアル・ホーム・ゲートウエイとして設置する。パソコンのブラウザから,インターネット上のWebサイトなどにアクセスすると,FERECはそのアクセスを横取りし,ログイン画面をブラウザに返す。ユーザーはブラウザで正しいIDとパスワードを入力すれば,インターネットやプリンタを利用できるようになる。

 パソコンのMACアドレスを基に,認証済みのパソコンかどうかを判断する。ユーザー認証のあと,FERECはアクセス元のパソコンのMACアドレスを登録。そのMACアドレスを送信元とする任意のパケットの中継を許可する。つまり,中継を許可するプロトコルは制限しない。パソコンに対してPingコマンドを定期的に実行し,パソコンがネットワークからばすされたと分かったら,登録したMACアドレスを消去。以後のパケット通過を禁止する。

 機種は2種類あり,CPU性能などが異なる。価格はオープン。低価格機種の推定小売価格は25万円程度。 (K.A.)