インフォシークは,同社が運営するポータル・サイトの検索エンジンを2003年2月2日に刷新した。検索順位を決定する際に,対象サイトにリンクを張っているサイト(リンク元サイト)の数やリンク元サイトの評価を加味する仕組みを備える新技術を導入した。新技術の導入により,「従来より,検索キーワードの内容に適切なサイトを上位に表示できるようになった」(インフォシーク)という。

 新技術の名称は「マルチ・プロセス・スコアリング」。従来,インフォシークでは,対象となるサイト内の情報だけを基にサイトを評価していた。だが,マルチ・プロセス・スコアリングでは,リンク元サイトの数や,リンク元サイトの評価も考慮する。つまり,「評価の高いサイトからリンクを張られている数が多いほど,対象のサイトの評価も高くなる(検索順位が上位になる)」ということである。同様の手法は,既にGoogleが採用している。

 また,検索データベースを拡充し,約1億のWebページを収録した。このほか,新検索エンジンをライコスジャパンのポータル・サイトにも提供することを明らかにした。同社はこれまで検索エンジンにWiseNutを採用していたが,2002年12月にインフォシークの親会社である楽天の子会社となったことから,検索エンジンを切り替えることになった。(H.O.)