サイボウズは2月24日,大規模ユーザー向けWebグループウエア・ソフトの新版「サイボウズ ガルーン1.5」を出荷する。新版では,社内外のWebシステムや,業務システムなどから必要な情報を引き出し,1つの画面に表示できるようにする企業内ポータル(EIP)を構築する機能を追加した。1つのWebページのなかで,ほかのWebシステムから引き出した情報をチェックしたり,メールやスケジュールを確認したりできる“ポータル・ページ”を作成できるようになる。サイボウズ ガルーンは,最大で300ユーザー程度しかサポートできない従来からの製品「サイボウズ」を大規模ユーザー向けに作り直したもの。電子掲示板やスケジュール表などを備えている。

 ポータル・ページは,複数の“ポートレット”を縦横に並べたかたちに設計できる。ポートレットは,ほかのWebシステムや業務システムから情報を引き出して表示するWebアプリケーション。サイボウズ ガルーンでは,同こんするグループウエア機能にアクセスするためのポートレットを標準で用意する。既存のWebシステムなどから情報を引き出すポートレットは,JavaSriptなどで開発して組み込む。既存のWebシステムのページをそのまま表示するポートレットなら,数行のJavaScriptを記述するだけで作成できる。

 全社向けや,各部署向け,個人向けなど複数のポータル・ページを作成できる。エンドユーザーは,ナビゲーション・バーである「タブ」をクリックすることで,異なるポータル・ページを切り替えながら利用できる。個人向けのポータル・ページは,そのレイアウトや表示するポートレットをエンドユーザーが設計できる。

 価格は,500~999ユーザーの場合で1ユーザー当たり9000円,1000~2499ユーザーの場合で同8000円など。 (K.A.)