ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCは,サーバーやファイアウォールなどのぜい弱性を調べる「脆弱性スキャンサービス」を2月13日に開始した。インターネット経由やオンサイトで,システムの不正アクセス対策が万全かどうかを調べる。結果はレポートにまとめるほか,今後の対策についても提案する。
サービス利用する場合,まずは,どのようなシステムについて調べるか,どのような項目を調べるかなどを打ち合わせる。ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCはその内容を踏まえ,いくつか用意しているぜい弱性チェック・ツールの中から,そのユーザーのシステムに合ったものを選択して調査する。インターネットからの不正アクセスを想定してネット経由で調査する「インターネット経由脆弱性スキャン」と,企業内でしか利用していないサーバーを対象にオンサイトで調べる「内部脆弱性スキャン」の2つのメニューを用意している。調査が終わると,その結果と今後どのような対策をとればよいかをレポートにまとめてくれる。
サービス利用料金は,調査対象のシステムの規模や調査内容によってケース・バイ・ケース。また,このサービスは,ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCにサーバーを預けているユーザーでなくても利用できる。(T.F.)