ダイワボウ情報システム台湾ハンドリンクの無線LANアクセス・ポイント「WSG-5000」の販売を,4月末に開始する。IEEE(米国電気電子技術者協会)802.11bに対応。ユーザーIDとパスワードを生成して,付属する小型プリンタで印刷。Webブラウザでアクセスしてくるユーザーを認証し,インターネットなどへのアクセスを許可する。これらの機能を1台に実装している。一定時間だけアクセス可能なIDを発行することも可能。ホットスポット・サービスを提供する企業向けの製品である。

 通常であれば,無線LANユーザーの認証にWebを使う場合,Rudiusサーバーや認証用ゲートウエイなどを導入する必要がある。しかし,WSG-5000はそれらの機能も兼ね備えている。あらかじめ,ユーザーIDとパスワードの有効利用時間を設定することもできる。時間をオーバーすると,それ以降はネットワークに接続できない。

 NAT(ネットワーク・アドレス変換)機能を使うため,固定IP,DHCPに限らず,利用者はパソコンのIPアドレス設定を変更しなくてよい。また,SMTP(簡易メール転送プロトコル)の通信先を強制的に変える「SMTPサーバーリダイレクション機能」を備える。SMTPの通信を,ホットスポット・サービス事業者が別途用意したSMTPサーバーにリダイレクトし,インターネットにメールを送信できる。ファイアウォールなどのために企業内のメール・サーバーが利用できない場合に有効。メール・ソフトのサーバー設定を変更する必要はない。

 価格は未定だが,小型プリンタを含めて25万円程度になる予定である。(T.F.)