松下電器産業は7月16日,ネットワーク機能を備える家電製品群「くらしネット」を発表した。(1)エアコン,冷蔵庫,洗濯機,オーブンレンジの4家電,(2)これらを集中管理する無線コントロール端末「くらしステーション」,(3)防犯センサー--で構成する。販売地域は近畿域内。9月1日より販売する。

 くらしネットを利用すると,家電機器の集中制御やモニタリングができるほか,外出先から携帯電話でエアコンの電源オンオフや洗濯機の予約などを操作できる。また,防犯センサーを利用すると,外部からの侵入などがあった際に警報を鳴らしたり,携帯電話に通報したりできる。「くらしステーション」はADSL回線などを通じて松下が設置する「くらし環境情報センター」のサーバーにアクセスし,家電品の状況を伝える。利用者はこのサーバーに,携帯電話のブラウザなどを利用してアクセスすることで家電品の状況を把握できる。

 各家電品と「くらしステーション」間の通信は「エコーネットコンソーシアム」が規格化したEHONETプロトコルで行う。ECHONET規格では,さまざまな伝送媒体の利用が可能だが,今回の製品では小電力無線を採用した。

 価格は,エアコンが27万円から,冷蔵庫が29万5000円,洗濯機が17万円,,オーブンレンジが9万円。コントロール端末が8万6000円。センサーとしては,ドアの開閉センサーが1万2000円から,赤外線で人の存在を検知できる人感センサーが1万2000円など。このほか,ネットワーク・サービス料として、入会金1000円と月額基本料金500円がかかる。ADSL回線などへの加入も必要となる。(A.Y.)