サン・マイクロシステムズは7月24日,同社のブレード(薄型きょう体)・サーバーを統合管理できるソフトウエア「N1 Provisioning Server 3.0 Blade Edition」の販売を開始した。価格は56万8000円。同製品は3月27日に発表済みだったが,ようやく構築支援サービスの提供準備が整い,製品発売にこぎ着けた。

 N1 Provisioning Server 3.0 Blade Editionは,サンが2003年4月に出荷済みのブレード・サーバー・システム「Sun Fire Blade Platform」を統合管理する。管理者は,システムの利用目的に応じて,VLAN(仮想LAN),仮想Webサーバー,仮想アプリケーション・サーバーなどを作成。それらに対して,必要な物理資源(VLANやブレード)を割り当てていく。

 新規のブレードを追加して仮想サーバーに割り当てる場合は,管理画面上から簡便な操作で,必要なOSやアプリケーションを導入できる。仮想サーバーの用途ごとに,あらかじめ管理者がディスク・イメージを用意しておき,それをブレードにコピーすることで実現する。システムの運用中にブレードが故障した場合は,該当するサーバーと同じディスク・イメージを,予備機として設定しておいたブレードにコピーし,自動構成することもできる。

 さらに,サンでは,2003年末から2004年初頭までには,自社以外のサーバーやネットワーク機器の管理に対応した「N1 Provisioning Server3.0 Enterprise Edition」を出荷するとしている。(H.J.)