パワードコムロボットは7月24日,共同でアプリケーション・ソフトウエアのストリーミング配信実験を開始した。パワードコムが運営するブロードバンド・サイト「Powerbroad」上に専用のコーナーを設けて実施。実験は9月30日まで行う。アプリケーション・ストリーミングの市場性やビジネス・モデルの検証が目的である。

 アプリケーション・ストリーミングは,音声や映像のストリーミング・データと同様に,アプリケーション・ソフトそのものを配信しながら,同時にパソコン上で稼働させる仕組み。アプリケーション・ソフトを小さなブロックに分割し,機能などの単位ごとに配信する。アプリケーションの起動に必要なプログラムさえダウンロードできれば,アプリケーション・プログラム全体がそろわなくても利用でき,インストール作業は必要ない。

 今回の実験では,アプリケーション・ストリーミングの仕組みとして,ロボットが国内販売する,イスラエルのピクセル・ソフトウエア・テクノロジーが開発したシステム「Click'n Play」を利用する。ユーザー側には,専用のクライアント・ソフトが必要。

 利用できるアプリケーションはいずれも市販のパッケージ・ソフト。アスクの「TOEIC TESTシリーズ」,旺文社デジタルインスティテュートの「TOEFL完全攻略」,日本ソフテックの「キーボードレッスン Ver6.0 NET」など,教育関連ソフトを中心に10種類が提供されている。アプリケーションは無料で使用できる。

 今回の実験の対象OSは,Windows98/2000/XP(Click'nPlay Clientまたは提供するアプリケーションの稼動OS)。対応ブラウザはInternet Explorer 5.5SP2以上。(H.O.)