アラジンジャパンは,ウイルス対策ゲートウエイ・ソフトウエアの新版「eSafe4」を,8月6日に発売した。特徴は,ゲートウエイ専用OSを同こんしている点。ソフトウエア自体の性能向上に加えて,ウイルス対策向けにチューニングしたOS上で動作させるため,旧バージョンよりも,10倍近い処理性能を発揮できるようになったという。

 eSafe4は,HTTP,FTP,SMTPを使ったウイルスの侵入を防ぐゲートウエイ・ソフト。HTMLに含まれる危険なスクリプトをフィルタする機能や,Webフィルタリング機能,メール・フィルタリング機能なども備えている。新たにPOP3で取得するメールのウイルス・チェックも可能になった。

 専用OSを採用することで動作速度を向上させた。専用OSはRed Hat Linux7.2をベースにチューニングしたもの。不要なサービスを削除し,カーネルのパラメータなどに手を加えた。稼働させるPCは,PentiumIII1.2GHz以上のCPU,512Mバイト以上のメモリー,10Gバイト以上のハード・ディスク容量,100Mビット/秒のLANカードが2枚必要。

 また,旧版ではプロキシ・サーバーとして動作していたが,eSafe4ではブリッジとして動作させることが可能となった。ブラウザのプロキシ設定やメール配送経路などを変更せずに導入できる。HTTPであれば1台で25Mビット/秒で処理できる。標準搭載の負荷分散機能を使うと,8台のPCで最高200Mビット/秒の性能を発揮する。

 価格はクライアント数で異なる。25クライアントの場合,初年度は23万6000円で,次年度以降は4万9000円。今のところ専用OSでしか動作しないが,今後Linux版などの出荷も予定しているという。(T.F.)